美術館や画廊では、絵画や彫刻の優れた作品を後世に残していくために展示するという使命があり、 破損等から守るため、「手を触れないでください」との掲示で 作品と観る方の間に距離をとることが一般的です。 「触れることが観ること」である視覚に障害を持つ方が彫刻に触れ...
作家略歴 鹿児島県生まれ 東京藝術大学名誉教授 多摩美術芸術大学客員教授 日展会員 現代工芸美術家協会会員
1993年 東京藝大デザイン科 卒業
2005年7月に脳卒中で倒れ
右半身が不自由になりました
その後約10年のリハビリ期間を経て
左手で納得がいく作品制作ができるようになり
創作活動を続けています
私たちは、目に見えるもの、聞こえるものに囚われてしまいがちです。
でも、姿がなくても、声が聞こえなくても、大切な想いやその命は、
決して消えることなく、ずっとそばにあると思います。
動物たちを幸せにつなぐ活動の中で感じた、大切なことを描きました。
そして、『能登半島地震』後現在も継続している、
動物たちの命を救う活動への想いも込めて描きました。
私の作品から、大切な何かを感じていただけたら嬉しいです。
<展示>
塩谷亮、石黒賢一郎、渡抜亮、大森祥吾、片桐剛、藤原由葵、小森隼人、生島浩、小尾修、小杉小次郎、古家野雄紀、藤井勉、吉野友佳子、有元利夫、藤田嗣治、九鬼三郎、中上誠章、しだていこ 他
(順不同、敬称略)